年代が古い物ほど、過去に修理の手が入っている可能性が あります。この場合、過去にどのような修理がされているか、 推測する他ありませんが、調査の必要があります!

<一番厄介なハンダ>

通常、亀裂や穴を埋めたり、金属の接合をするときに(ハンダ、スズ、銀ロウ)などを熱で溶かして流し込むことで修理をいたしますが、それぞれ融点(溶け出す温度)が違い、高温で溶かす銀ロウを使う際に、低い温度で溶け出してしまうハンダが他の部分に使われていますと、周りと一体化して合金となり、黒くなって二度と取り出すことが出来ません!昔は純銀製の物が多く、あまり気にせずにハンダを使ったようですが、ハンダは有害な鉛を含有しており、現在食器などの口にする物への使用が禁じられております。

<当たり、凹み、歪み>
当工房は三代にわたり、鍛金の技術を継承しております。金槌や、当て金という道具を使って、丁寧にお直しいたします。

又、ガタツキなどは、歪んだままで底の部分をすって直してあることがありますが、当工房では人間の整体と同じように全体の歪みを矯正して作られた当時のままの姿を復元いたします。

<ポット持ち手、カトラリー柄の部分>
持ち手は必要により一度お外しをして、内部の傷みを調査し、お写真を添付してご相談の上、お直しをしております。

象牙や黒檀、紫檀などの複製も承っておりますので、ご相談下さい。

又、カトラリーの柄のグラツキや亀裂に関しましても一度お外しをして修理後、最終的に充てん剤を使ってお留めいたします。マットな感じになった柄の部分の白蝶貝、象牙はお磨きが可能です、ぜひお試しください。

<その他>
手彫りによる名入れ、お色仕上げ、リフォーム等も承っておりますので、ご相談ください。